女優、内山理名(28)が07年に欧州で大ヒットした戯曲「醜男(ぶおとこ)」の日本版舞台で、1人3役に初挑戦することが20日、分かった。若手女優屈指の演技力が買われての大抜てき。美人妻、老婦人、外科医の助手役と、年齢も職業も性格もまったく違うキャラクターを演じ分ける。出演者が4人という少人数の舞台も初めてで、「新しい自分を引き出してもらえる」と早くも胸躍らせている。
98年に16歳でデビューして以来、数々の役柄をこなしてきた演技派女優が、新境地を開拓する。
「醜男」は、山内圭哉(38)扮する醜い顔の主人公が整形手術でモテ顔を手に入れるが、それと引き換えに不幸に陥るブラックコメディー。内山は醜男の美人妻、金持ちの老婦人、醜男を手術する外科医の助手の3役に挑む。
TBS系「嫌われ松子の一生」では不幸な女、フジテレビ系「大奥?華の乱?」ではシ烈な女同士の戦いに立ち向かう、強く美しい女を熱演。08年には世界的演出家、蜷川幸雄氏(74)に見いだされて、「リア王」で念願の初舞台を踏んだ。
以来、出演舞台4作品は、すべてシリアスな物語で、主人公やヒロインといった“王道”の役どころだった。コメディーも、複数の役を演じるのも、今作が初めてだ。
抜てきしたのは、演出家の河原雅彦氏(40)。妻役に求めていた「凛としたクールビューティーな女性」像が内山とピタリ重なり、「安定感のある演技力はもちろん、まっすぐな役が多い彼女がイメージとはまったく違う役をやると、どうなるのか見てみたい」と1人3役での出演をオファー。内山も「自分の幅を広げるために、いろんなことにチャレンジしたかった」と快諾した。
同作はストーリー展開が早い上に、衣装やメークを基本的に変えないため、演技力だけで演じ分けなければならない。さらに、河原氏が「この展開をアリと思わせるユーモア感覚も必要」と難易度の高い要求を突きつけたが、内山は「新しい形の演劇に取り組めるのが、非常に楽しみ」と心強いコメントを寄せた。
4人が計8役を演じる今作で、内山は最も多い3役を務める。これまで大劇場で大人数の共演者と舞台を作り上げてきた彼女にとって、小劇場での舞台も未知の世界。「新しい自分を引き出してもらえるのではないかと、非常にワクワクしています」と目を輝かせている。
【関連記事】
? 元カノ内山理名、胸中複雑?「よかった」
? 蘇った!!昭和のスター「わが家の歴史」
? 長澤まさみ、役作りで髪バッサリ30センチ
? 世にも奇妙な物語、フジ人気5番組とコラボ
? “ダイ?ハード”に坂口!矢田が仕事復帰
引用元:RMT情報局 - RMT 掲示板
ちからだめし 力試し
12 年前
0 件のコメント:
コメントを投稿